英文事務派遣で「未経験可」の求人があったとき、英文事務自体は未経験でも、事務の経験は必要だと考えたほうがよいと思います。

全く未経験で採用されるのは、新卒または20代前半の若者と思ったほうが良いです。

ファイリングや文書作成・電話応対などが十分できるという経歴がうまく示せればよいかもしれません。しかし派遣社員の場合は経験として見てもらえるかどうかはわかりません。

40代以上であれば、営業事務などで事務経験を積むという方法があります。

英文事務自体は未経験でも、事務経験があれば採用される可能性があることをお伝えします。




英語も使用する事務が英文事務

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英文事務と聞くと通訳や外国人上司付きの秘書のように、英語をバリバリと話しているイメージが強いのでしょうか?憧れるけれども自信がない、と応募をためらってしまう方は多いかもしれませんね。

派遣であっても高度な英語力が必要な通訳や秘書は、募集要項に始めから必要条件として「経験者に限る」など示されていることが多いです。

ですから一般に英文事務と記載されている募集の多くは、英語使用する事務だと考えて良いと思います。

英文事務で扱う業務は幅が広く、翻訳を含むこともあれば海外拠点や取引先との英文メールをやり取りすることもあります。

フォーマットの決まった文書を作成することもあれば、アルファベットや数字のデータ入力もあります。

英語の文書を目にする機会が多いので、「英語に抵抗の無い方」という募集もあります。

未経験だからと応募をためらうより先に、実際に業務を経験したほうが理解は早いでしょう。

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英文事務の職場の実際

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英文事務と聞いて、スーツを着てハイヒールを履いてバリバリ英語を話しているイメージがあるのなら、実際を知ってがっかりすることがあるかもしれませんよ。

派遣の英文事務を募集する企業は外資系ばかりでなく国内の大企業も多いです。

製造業のプラント内事務所が就業先だったりすると、制服は作業着でヘルメットと安全靴が貸与されたりします。

国内の中小企業であれば、英語を使える派遣社員は重宝がられるかもしれませんが、上下関係の徹底や役職名で呼ぶことを求められたり、先輩社員との確執などあるかもしれません。

一方、外資系企業だとすると、英語を話せる正社員は大勢いますので、派遣社員に求められる英語力はそれほど高くありません。

そして外資系ならではのサバサバした社風のためなのか、個々人を尊重する風土なのか、あまり手取り足取り教えてはもらえません。

さらに派遣社員は派遣先企業のチームの一員として扱われるとは限りません

自由な雰囲気でしがらみが無い一方で、冷たいような寂しいような気持ちになることもあります。

まずは派遣社員とは契約で期限付きでで雇われている個人なのだと自覚することが、落胆しないためには大切な心構えと言えるでしょう。

関連記事:外資系企業と日本企業の雰囲気の違いには英文事務派遣社員はとまどう

未経験でも派遣の英文事務に就くことはできる

できるのですが、まずは英語力よりも事務の経験が必要だと思います。

英語はTOEIC700以上や英検準一級などの数値で目安を付けやすいです。

事務経験が数年あるということは、エクセルやワードのパソコンスキル、電話応対やファイリング、適切な敬語の使用や円滑な人間関係を維持できるかの証明にもなります。

求人をする企業は派遣社員に即戦力を期待しています。

事務経験が無いならまずは営業事務やOA事務で経験を積んでから、という方法もあります。

担当する業務内容というのは派遣先によっていろいろで、実際に前任者から教えてもらいながら数カ月過ごしてやっと仕事に慣れる、という流れになると思います。

大事なことは、働く意欲があるのならば、未経験でも躊躇しないで英文事務にトライしてみる、ステップアップを目指してみる姿勢だと思います。